料金の仕組み

高速道路の利用料金は、大きく分けて「均一」と「距離別」の2つに分けられます。
「均一」は、利用した距離に関係なく、車種と走行するエリアに応じて一定の利用料を支払う形態です。この形態では、利用距離が長くなるほど得になる反面、利用者間で公平感が保たれない点や高速道路網が大きくなるほど体系が複雑になるなどの欠点があります。現在では、首都高速道路や阪神高速道路などで現金で利用料を支払う場合や、東日本・中日本・西日本高速道路の3社が運営する高速道路の一部区間を走行する場合などにこの仕組みが適用されています。
「距離別」は、利用した距離に応じて利用料が高くなっていく形態です。この形態では、エリアに関係なく利用料の体系が設定でき、利用者間の不公平感も「均一」の形態と比較して少なくなります。その反面、長距離での利用が減少してしまうなどの欠点があります。東日本・中日本・西日本高速道路が運営する高速道路の大半の区間は、前身である日本道路公団の時代からこの仕組みがとられており、首都高速道路や阪神高速道路でも2012年からはETC搭載車に対してこの仕組みがとられるようになりました。運営・管理を行う区間が長大である東日本・中日本・西日本高速道路の3社では、長距離になるほど利用料の加算を抑える仕組みをとっており、割引制度とともに長距離利用者の確保をはかる手段としています。

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